正式名は浄真寺だが通称、九品仏(くほんぶつ)と呼びならわされている。
世田谷区自由ケ丘に程近く、東急大井町線の九品仏駅にその浄真寺はある。
駅前から参道が真っすぐに伸びており、入り口に交番が立っている。左下矢印
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写真は参道先の総門前。ダウン
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総門から一歩、境内に入ると都心の喧騒を忘れたかのような樹木と石仏が心を和ませてくれる。ダウン
創建は延宝6年(1678)に珂碩上人が開山。
奥沢城跡に建てられたので境内周囲に土手跡が残る。
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すぐ左手に真新しい閻魔堂が建っている。ダウン
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さらにその向かい側に六地蔵ダウン、十夜堂など。
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境内内の十字路を左折すると豪壮な仁王門。ダウン
紫雲閣と呼ばれ、寛政5年(1793)築で、仁王像、風神雷神像を安置。
楼上には阿弥陀如来と二十五菩薩像を安置している。
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写真は仁王像。ダウン
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境内は12万㎡(3万6千坪)と広大で、樹齢700年のカヤの大木を始めトチ、高野マキ、菩提樹、イチョウの古木などが残っている。
また境内には都会では珍しく七堂伽藍が揃っている。
仁王門を入るとすぐ左手に建っている鐘楼ダウンは宝永5年(1708)で梵鐘も同時期の造。
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鐘楼の四周には十二支の彫刻などが彫られている。ダウン
 
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