柴又帝釈天を訪ねるのは久しぶりである。
柴又帝釈天は通称であり、正式には経栄山題教経寺
JR横須賀線で新橋に出て、地下鉄浅草線の特急に乗ると随分早く高砂駅に。高砂駅から始発の京成金町線で一駅、柴又駅に到着。
訪ねた日が土曜日で好天ということもあり、大勢の観光客でごった返していた。
柴又駅前にある寅さん像の周辺は記念写真を撮ろうと多くの人が集まっていた。右下矢印
何といっても映画「男はつらいよ」の舞台で超有名地になってしまった。
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参道は草団子や塩煎餅、川魚料理などのお店が軒を連ねており、昔懐かしい風景がうれしい。ダウン
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門前町を抜けたところに二天門が建っている。ダウン
明治29年築の入母屋瓦葺きの楼門で増長天と広目天を安置。
浮彫の装飾彫刻が美しい。
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門を入るとすぐ左手に建つのは、これも彫刻をびっしり纏った鐘楼で昭和30年築。右下矢印
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正面に建っているのは帝釈堂であり、いずれも入母屋造りの拝殿(昭和4年築)と奥の内殿(大正4年築)からなる。
前の瑞龍の松が趣を添えている。ダウン
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写真は帝釈堂を横から。渡り廊下で本堂、客殿と繋がっている。左下矢印
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帝釈堂の右手に祖師堂(本堂)がひっそりと建っている。ダウン
入母屋造りの拝殿と内殿からなり、帝釈天ではなく本尊大曼荼羅などを安置している。
日蓮宗の寺院、山号は経栄山。
寛永6年(1629)の開創。
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さらに釈迦堂(開山堂)は境内では一番古く江戸時代末期築であり、釈迦如来像を安置。右下矢印
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その隣に屋根付きで二体の観音菩薩像がある。ダウン
富士山頂から移したものとのこと。
 
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