曹源寺の境内は深い樹木に囲まれて、静寂そのものであり別世界に迷い込んだようである。
人の気配は全く感じられないが、修行僧と一人行き合っただけである。
写真は本堂と経蔵。
本堂に向かって右に鐘楼が、左の経蔵の近くに鼓楼が建っている。
いずれも袴腰で三間二間の入母屋造。
写真は鐘楼。
写真は鼓楼。
外国人の雲水さんと静かにすれ違う。
本堂裏の高台に池田家の墓所(国史跡)があるが入れない。
三代藩主池田綱政から12代藩主章政の墓所。
本堂の右に客殿が建っている。
さらに右手奥が本坊になっている。
前回訪ねた時に中まで入ったのでその写真。
見事な池泉回遊式庭園であり江戸中期築。
前回訪ねた時、三重塔の建っている場所をそっと聞き、裏山の奥深くに分け入って撮った写真を掲載する。何故なのか普通ではとても行けないような場所に建っていた。
往時は真言宗、天台宗、日蓮宗、浄土宗の塔頭が並んでいたというのも不思議な話である。
境内の参道とは別の道を通って山門前に戻る。
曹源寺バス亭前には川のような運河のような流れがあった。
また路線バスに乗って岡山駅に戻る。
かなり雨が激しくなってきたので、岡山城址、後楽園に行くのは諦めて、早めの新幹線で帰京する。