東山電停から路面電車に乗って県庁通り電停で下車する。
県庁通りを西に歩くと天満屋を中心とする繁華街に出た。
さらに西に歩いて蓮昌寺に。
写真は山門。
室町時代初期の創建であり、かっては一万坪の境内を持ち国宝本堂・三重塔など七堂伽藍が建っていたが、空襲ですべて焼失してしまって石碑や写真のみでしか往時の面影を偲ぶしかない。
日蓮宗の寺院、山号は仏住山。
本堂は鉄筋造。
保育園を併設している。
本堂左に建っている大仏殿釈迦堂。
一見して多宝塔にみえるが、焼けてしまった国宝本堂の再建で、昭和２７年に本堂内陣として二重塔で建てられたという。
題目石が残る。
もと国宝三重塔の芯柱の礎石が残っていた。
嵯峨・遠州・夢窓の三大流を調和させた回遊式庭園は昭和43年造。
樹齢500年の大ソテツ、石灯篭、芭蕉句碑などがある。
水子観音像（写真）と浄行菩薩像が並んで立っていた。
と浄行菩薩像が並んで立っていた。
また一丸堂稲荷社が祀られている。
祭神は最尊一丸大明王。
蓮昌寺を後にして、西川を真ん中にして樹木が植えられた西川緑道に出て、北に向かって歩きホテルに戻る。
西川緑道は市街地のど真ん中にありながら風情が漂う通りである。
夕食は蕎麦屋と思ったが、雨も強くなってきたので、ホテル近くの居酒屋「あかり」に入る。
三日連続の居酒屋探訪はひさしぶりであるが、地酒「高島雄町」「桃の里」でまたまた酩酊する。
写真は夕暮れの駅前通り。
