続いて徳道上人生誕地とされる清光寺に。
徳道上人は斉明天皇656年にこの地で誕生、西国三十三霊場の開祖であり大和長谷寺を建立した。のちにまたこの寺に住んだという。
写真は山門。
真宗本派の寺院、山号は檀特山。
写真は本堂。
写真は境内遠景。
道に迷って裏側に回ると、住宅地の中に徳道上人堂が建っていた。
その前に産湯の井戸が残されていた。
駅に戻る27号線の道が遠かったこと遠かったこと。
途中でここ糸井という地名の由来である「糸の井」の場所を聞いてゆき、ひっそりとある「糸の井」を訪ねた。
鎌倉時代にこの地で浄土宗を熱心に布教された顕実上人の硯水とのこと。
顕実上人の句碑もある。
「いろいろの木の葉流るる糸の井は ゆきき人のしるしとぞきく」
ふと見上げると岡の上に鳥居が見えたので近づいてゆく。
標高88mの朝日山の丘陵地帯の先端部に祀られている荒神社であった。
厳島神社と武大神社の額が架かる
祭神は素戔嗚命、市杵嶋姫命。