高尾橋を渡ると神護寺参道になるが、これが結構なきつい石段が続いており足をもつれさせながらも登ってゆく。
最後の石段を登ると立派な楼門が迎えてくれる。
文和9年(1623)築で二天像を安置。
楼門の右手には書院が建っている。
楼門を入ると右手に宝蔵、さらに和気清麻呂公霊廟が祀られている。
写真は公廟。
さらに明王堂が建っている。
不動明王を安置しており護摩供養が行われる。
その横の石段を登ってゆくと鐘楼。
やはり元和9年築であり、架かる梵鐘は国宝とのことだが外からは見えない。
境内の中心となる金堂前の自然石の石段。
金堂は昭和9年築と比較的新しい建物だが、堂々たるお堂である。
高野山真言宗の寺院、山号は高尾山。
天長元年(824)に和気清麻呂が開基。
金堂の外陣をアップで。
中央の厨子に本尊薬師如来像(国宝)。
左右には日光・月光菩薩像(国重文)、十二神将、四天王像が並ぶ。
買い求め絵葉書より転写した薬師如来像。
写真はよく知られている絹本著色伝源頼朝像(国宝)。
絵葉書より転写。