さらに参道に戻って苔むした石畳の参道を登ってゆく。ダウン
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右手の樹木の中に入ると地蔵堂。ダウン
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地蔵堂内部を覗くと地蔵仏がびっしりと並んでいた。ダウン
さらに奥まった上に不動堂。
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樹林の続く参道両側には赤い前掛けをして風車を持つ小さな千体地蔵が並んでいる。ダウン
石地蔵群はまだ新しいが、年月と共に景色に馴染んでくるであろう。
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最後に石段を登ってゆくとようやく二天門(国重文)に。ダウン
室町時代の建立。
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本堂地区は山の中腹に位置し、深い樹木に囲まれて物音一つしない天上の地であり、やはり静かにお参りできた有難さに感謝。
本堂(大悲閣)は国宝に指定されており、七間四方檜皮葺の大きなお堂であり正面の蔀戸が美しい。ダウン
須弥壇の金具に弘安11(1288)銘がある。
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本堂の写真をもう一枚。ダウン
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本堂内は外陣、内陣、後陣に分けた密教様式。
阿弥陀如来坐像二体、不動明王立像、毘沙門天立像、四天王像四体、慈恵大師像二体、大黒天半跏像、十一面観音立(いずれも国重文)などがびっしりと並び、仏像好きの同行のFさんは大満足の態。
写真は十一面観音立像(国重文)。買い求めた冊子より複写。ダウン
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同じく冊子内より本尊を収めた厨子と四天王像(国重文)ダウン
撮り方が悪く見ずらいがご勘弁。
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同じく阿弥陀如来坐像(国重文)ダウン
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本堂の左手の丘の上に三重塔(国重文)が建っている。高さは22,12mで待龍塔とも呼ばれる。
長く半壊の状態であったが、昭和53年に鎌倉時代創建当初の姿を復元した大修理が完工したとのこと。
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 大満足の中、後ろ髪を引かれる思いながら次の予定があるため金剛輪寺を後にする。