お知らせ
明日16日より二泊三日で旅に出かけますので18日までブログはお休みします。
今回は友人の運転でレンタカーによる滋賀県湖南・湖東地方と京都洛南の寺社再訪の旅となります。久しぶりの訪問ばかりですので楽しみです。
ようやく目的地の本法寺に到着する。
小川通りに仁王門(府文化)が門を開いている。
永享8年(1436)に本阿弥清信が日親上人を開基として創建。
その後本阿弥家の保護を受けてきた。
宗派は日蓮宗本山、山号は叡昌山。
本堂(府文化)は寛政9年(1797)築で光悦の扁額が架かる。
写真は唐門(府文化)と開山堂(府文化)。
後ろは客殿であろうか。
その奥に塔頭尊陽院があり、陶ひな展が開催中であった。
鎮守社の摩利支天堂。
その横に渡り廊下で繋がって妙見堂(北辰殿の扁額)が祀られている。
多宝塔(府文化)は寛政年間築の方三間。花頭窓の青い縁取りが印象的。
鐘楼も府文化指定。
経蔵(府文化)は天正16年(1588)築で宝蔵と共に一番古い建物。
玄関と庫裏と書院はいずれも府文化。
書院は文政12年(1829)に紀州家より寄進されたもの。
本来ならばここが受付で、光悦作庭の「巴の庭」(国名勝)や、漂白の大涅槃図(国重文)などが拝観できるのだが、この日は拝観中止との張り紙があり残念。前回来た時にはじっくり回ることができた。