宝塔寺を出て、さらに南に歩いていると、右手に瑞光寺が門を開いていた。
門前に元政上人旧跡の碑などが並んでいる。ダウン
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入ってゆくと簡素な山門。ダウン
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途中、高台に白龍弁才天と開運帝釈天が祀られている。ダウン
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何気なく立ち寄ってみたが、本堂を見てびっくりする。
手入れされた樹木の間に建つ本堂観音堂は寛文元年(1661)築で、丸みを帯びた茅葺屋根の実に美しいお堂であった。ダウン
やはり日蓮宗の寺院で、もと極楽寺(宝塔寺の前身)観音堂跡とのこと。
山号も同じ深草山であり、明暦元年(1655)に元政上人が再興した。
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もう一枚、本堂と境内。ダウン
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写真は鐘楼。ダウン
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さらに深草北陵を目指して南に歩いてゆく。
右手の細い小路を入ってゆくと、ちょうど深草北陵横に接して嘉祥寺があった。
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深草聖天とも呼ばれており、嘉祥4(851)に文徳天皇が開基、その後衰退したが寛文年間(166173)に再興された。
こじんまりとした境内ながら手入れは行き届いていた。
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