またコミュニティバスに乗って地下鉄石田駅前に到着。
ここまで来たのだからと、近くの天穂日命神社に立ち寄る。
和歌の名所として知られ、石田の杜に比定されている。
石田の杜は万葉集に良く詠われ枕詞になっている。
歌碑が立っていた。
右は「ひぐらしの涙やよそに余るらん 秋と石田の森の下風」
順徳院(84代天皇)
左は「山科の石田の小野のははそ原 見つつや君が山道越ゆらむ」
藤原宇合(藤原不比等の三男)
写真は立て看板の説明書き。
式内社であり、祭神は天穂日命。
本殿は天明3年(1783)築の二間社流造の檜皮葺とのことなので覆殿の中であろう。
拝殿は手前に離れて向かい合うように建っている。
本殿の右に天満社と八幡社。
本殿の左に鎮守社と春日社、奥に稲荷社の祠が立つ。
地下鉄石田駅から山科経由で大津の宿に帰る。
この日は旅の疲れもありホテル内のレストランで夕食とする。