勧修院から来た道を引っ返して地下鉄小野駅まで戻り、さらに東に向かって歩いて行くと右手に長い塀を巡らした随心院の境内に至る。
簡素な総門は宝暦3(1753)に庫裏と共に二条家より移築したもの。ダウン
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総門を入ると左は塔頭大乗院の塀、右は梅園の垣根の中を石畳が続く。左下矢印

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塔頭大乗院の入り口。ダウン
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さらに土塀に囲まれた通用門から入ると拝観受付所。
左の建物は長屋門。ダウン
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開かずの長屋門を内側から。ダウン
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正面の庫裏より内部に入る。ダウン
創建は正暦2(991に仁海が開基。
その後、順徳天皇、後堀河天皇、四条天皇三代の勅願所となり、また門跡寺院となった。
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写真は書院内部の風景。ダウン

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写真は書院玄関から見た薬医門。ダウン
書院も含めていずれも寛永年間(162431)築。
玄関の左右に小玄関、使者の間がある。
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写真は逆に薬医門を表正面から撮ったもの。ダウン
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表書院・能の間から本堂に回る。ダウン
能の間は九条家の寄進で宝暦年間(175364)築。
本堂は慶長4(1599)築の桃山期の寝殿造。
本尊ほかの諸仏を安置。
真言宗善通寺派の大本山、山号は牛皮山。
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本堂から見た内庭園。ダウン
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スナップ写真。ダウン
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奥書院は江戸初期築で狩野派による舞楽の図、節会饗応の図、虎の図ほかが描かれている。

奥書院の裏庭。ダウン
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