南武線で登戸駅に、小田急線に乗り換えて喜多見駅で下車。
喜多見駅は世田谷区の一番西よりに位置し狛江市との境目近くにある。
思い起こせば昭和38年に私が就職して一番初めに住んだのが喜多見であるが、半年弱しかいなかったのでほとんど記憶にない。
今回も一生懸命記憶を辿ったが全く思い浮かばない。勿論、駅周辺も様変わりしている。ダウン
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真っすぐに商店街を南に抜けて世田谷通りを超えてさらに脇道を南東に歩いていると、ねじれた四差路の真ん中に小祠と念仏車があった。
旧岩戸村のいかだ道と中通の交差した地点であり、念仏車は念仏を唱えながら廻したもので文政4年(1821)に造られたという。ダウン
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傍の小祠の中には元禄5年(1692)銘の庚申塔と、享保4年(1719)銘の地蔵像が納められていた。ダウン
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さらに途中で道を尋ねながらくねった道を南に歩いて行くと、氷川神社は右折との小さな看板を目にする。
こんもりした森が見えてきて、ようやく氷川神社の境内に到着。
入り口の一の鳥居からは長い参道が続く。ダウン
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続いて二の鳥居が立っており承応3年(1654)に立てられた明神鳥居とのこと。ダウン
ヒノキ、杉木立の参道が続き、石鳥居も点在しているが、古いものは1849年銘があるとのこと。
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境内の正面に社殿が建っている。ダウン
祭神は素戔嗚尊、配神として天照大神、稲田姫命を祀る。
創建は古く、天平12年(740)と伝わり、その後永禄13年(1570)に領主江戸頼忠が再興した。
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社殿の右側には神楽殿と社務所。ダウン
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その向かい側に神輿庫がある。ダウン
節分祭の神前神楽は賑やかとのこと。
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社殿の左手には七つ宮と稲荷社が並んでいる。ダウン
七つ社には稲荷、天、大山祇、月読、出雲、大鳥、祖霊社が並んで祀られている。
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