さらに和泉氷川神社前からの細い道を北に辿って歩くと方南通りに出た。方南町の信号から環七通りに出てさらに北に歩く。善福寺川を超えると右手に立正佼成会の建物群が並び立っておりなかなかの壮観である。
妙法寺東の交差点のところに堀之内妙法寺の入り口の案内と石碑が建っている。右下矢印
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左に曲がると門前町が続き右手に妙法寺の山門(仁王門)が見えてくる。
三間一戸入母屋造りの楼門(都文化)で、天明7(1787)の再建。
蟇股や頭貫木鼻などに精巧に彫刻が施されている。ダウン
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正面に大きな祖師堂(都文化)が建っている。ダウン
桁行五間梁間七間の入母屋造で明和9(1772)の再建。
日蓮宗の寺院、山号は日圓山、
創建は元和4(1618)ごろの開山。
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写真は祖師堂の唐破部分。ダウン
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写真は鐘楼。ダウン
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祖師堂の右手に社務所・書院があり、奥には御成の間などがある。左下矢印
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その前面に他であまり見たことがない鉄門(国重文)が建っている。ダウン
明治11年に英国人コンドル氏の設計による。
彩色された鳳凰を冠し、五個のアカンサス装飾(地中海地方のキツネノマゴ科の葉をモチーフとした装飾)付の灯篭を付設している。門扉はアカンサス唐草模様を主に橘花と井桁橘文を幾何学的に配した和洋折衷方式。
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書院の裏側から撮った写真。ダウン
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祖師堂と書院・社務所との間は渡り廊下で繋がっている。ダウン
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