春日通を西に歩き本郷3丁目交差点近くにある地下鉄丸ノ内線本郷三丁目駅から丸ノ内線に乗って新大塚駅で下車。春日通を南に歩き大塚三丁目交差点を右折すると右手に広大な護国寺の境内が続いている。
境内は広く見所も多いので三回に分けて記したい。
 
護国寺の惣門は本坊への通用門であり、横長の丹塗りの門であり、武家屋敷の5万石以上の大名の表門の格式を持つ立派な門である。ダウン
五代将軍綱吉が一千人以上の供揃いで参詣したからという。
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とりあえずここから境内に入ると鉄筋の新しい本坊が建っており、ほかには駐車場と右手には古い蔵が二棟建っているのみダウン
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写真は本坊裏の桂昌殿入り口の門であろうか。ダウン
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また広大な境内の東半分は宮内庁直轄で、宮家の墓地になっており、ここにも春日通に面して開かずの門があった。ダウン
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正式の入り口はさらに西に歩くと、地下鉄有楽町線護国寺駅北口の傍にある。
表門に当たる八脚門の仁王門は元禄時代築。ダウン
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裏側に安置されている二天像。ダウン
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ゆったりとした境内の右手に先ほど見た本坊が建っている。
玄関前は庭園風にしつらえてある。ダウン
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その左手の斜面に富士塚まである。ダウン
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写真は富士塚全体。ダウンイメージ 9
 
仁王門の正面は石段になっており、両側はツツジが植えられ、そのさきに中門(不老門)が建っている。ダウン
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石段下には立派な水盤があり、桂昌院よりの寄進とされ、元禄10年(1697)頃の制作。ダウン
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写真は不老門のアップ。ダウン
 
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