地下鉄千代田線根津駅から一つ目の湯島駅で下車。
とりあえず駅を出たところの讃岐うどん屋で昼食とする。
春日通りから湯島天満宮(湯島天神)に入る。夫婦坂の狭い石段の先に新しい門が建っている。写真は境内から夫婦坂の門を見下ろしたもの。左下矢印
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ちょうど梅祭りの最中であり、境内は出店が軒を連ね大勢の観光客で賑わっていた。
猿回しまで出ているのにはびっくり。
湯島天神といえば、泉鏡花の「婦系図」湯島の白梅の舞台となり、梅の名所として良く知られている。写真は筆塚と梅園。ダウン
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拝殿(都文化)ダウンは寛文7年(1667)築であり豪華な造りである。社殿は本殿・幣殿・拝殿が一体となった権現造りであるが、本殿は平成7年に再建されたばかり。
創建は御宇2年(458)に雄略天皇の勅願によると伝えられ、正平10年(1355)に
菅原道真を祭神として勧請し湯島天満宮と称される。
祭神は天之手力雄命、菅原道真。
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その後、湯島聖堂を昌平坂に移し、その後文教の中心として栄えてきた。
学問の神様として学業成就の絵馬の奉納が多く絵馬が連なっているのは壮観である。ダウン
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宝物殿は神楽殿と併設して平成11年に建てられ、入り口は唐門風。左下矢印
日本画家の横山大観、河合玉堂、菱田春草ほかの梅花の絵画が展示されていた。
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境内社として摂社戸隠神社。ダウン

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隣に末社笹塚稲荷社が並ぶ。ダウン
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写真は額堂だが、自販機などが並んでいた。ダウン
なお江戸期には谷中天王寺、目黒不動と共に江戸三大富籤(とみくじ)の一つでもあった。
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その横に火伏三社稲荷堂。ダウン
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今を盛りと梅花が競っており日本庭園の中の梅花も一服の絵になる。左下矢印
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表鳥居から出る。ダウン
銅製の鳥居(都文化)は寛文7年(1667)造の明神鳥居。
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