楼門の左手の斜面は一面につつじが植えられ、六月は大変な人混みになる。
7000坪に50種3000株が植えられている。ダウン
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その「つつじの岡」には乙女稲荷社、駒込稲荷社があり、遊歩道となっている。ダウン
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乙女稲荷の祭神は倉稲魂命であり、宝永3年(1706)に根津神社がこの地に遷座されたあと、つつじが岡の中腹にあった洞に祀られたため穴稲荷と言われた。
鳥居の献納が多く長い可愛い朱色のトンネルが続いている。
池の手前から乙女稲荷の鳥居群を望む。ダウン
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その途中に「家宣胞衣塚」がある。ダウン
六代将軍家宣はここにあった屋敷で生まれ、十数個の刻石が積み重ねられている。
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その説明版。ダウン
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その中央に建っている社殿は昭和31年築。ダウン
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右にある駒込稲荷に向かう途中に庚申塔と塞の大神がある。
庚申塔は近くにあった六基の庚申塔を集め張り合わせてある珍しいもの。左下矢印
梵字の庚申塔は寛永9年(1632)銘がある。
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塞の大神碑はもと駒込の追分にあったもので、明治43年にここに移された。右下矢印
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境内の右手、西門近くに駒込稲荷が祀られている。ダウン
祭神は伊弉諾命、伊弉冉命、倉稲多魂命、級長津彦命、級長戸辺命。
綱重の山手屋敷の守り神として寛文元年(1661)に祀られた。
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つつじが岡から見た社殿の風景。
中央に見える西門も国重文指定。ダウン
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また楼門の右手には舞殿が建っていた。ダウン
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境内をゆっくり見て回り、最後に境内の入り口の東隅にある池に立ち寄って根津神社を後にする。ダウン
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