馴染みの新宿の「砂々良」に行った時、女の子から相模原市の泉龍寺に行って良かったと写真も見せられた。
私は当然行っているものと思ったが、帰って調べると未訪であることが判った。
まだ寺社巡りを始めた頃は二十三区の寺社をすべて踏破し、その後は都下や神奈川県の寺社を廻っていたのだが、ところどころ空白地になっていることを再認識した。
今回は神奈川県(相模原市)と東京都下(町田市)の境目を歩くことになる。
 
小田急線で相模大野駅に、南口から出て16号線を渡る。
久しぶりに東京郊外に出たこともあり、最初から距離感が掴めず迷ってしまった。庭木の手入れをされていた地元の人に聞くと、この辺りは古い家と新しい家が混然としており、極めて判り難いですよと言われる。
最初に訪ねた上鶴間本町にある茨山稲荷神社である。ダウン
少し坂道を下った住宅地の裏の空き地にポツンとある。
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祭神は大宮能売命、宇迦之御魂神である。
安永7(1778)勧請とある。
この辺りの神社は小さくても説明版が立っているのに感心する。ダウン
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広場横から少し広い道に出て次の竹ノ内金山神社に向かう。ダウン
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金山神社の祭神は金山彦命、金山姫命。
1847年頃に再興されたという。
写真は小振りな社殿。ダウン
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境内社の八坂神社は1867年棟札が残る。
また第六天神は1825年の棟札が残る。ダウン
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その入り口横に道祖神と地神塔がある。ダウン
道祖神は双対の石像である。
村の境などに置かれ邪霊の侵入を防ぎ道路の安全を守った。
また夫婦円満、子供を守るという意味も加わった。
地神塔は土地の神、農地の神であり、文化11(1814)に置かれたとも。
 
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