東加古川駅に戻り、一駅先の加古川駅で下車する
観光案内所に立ち寄って案内図を頂き、市内西側の加古川城址地区を歩いてみることにする。
駅前南口からから西に歩くと「篠原北向き地蔵尊」がひっそりと祀られていた。
五代将軍綱吉の頃から祀られていたとされ、子宝成就に「願の叶うお地蔵さん」として信仰されている。
西に歩き大通りを渡ると、ニッケパークタウンの大規模商業施設が見える。
丸万本店から右に曲がると寺町(じけまち)商店街のアーケードが続く。
ただ多くの店が閉店しており、行き交う人もほとんどなく商店街の形を成していない。地方商店街の悲哀を絵に描いたようであり寂しくもあり哀しくもある。
商店街から光念寺の裏口に曲がる角に古い建物が残っていた。
光念寺は真宗大谷派の寺院で本尊は阿弥陀如来。
慶長元年(1596)の創建。
写真は山門。
写真は本堂。
写真は客殿と玄関。
写真は鐘楼。
江戸時代の俳人・松岡青籮の墓と顕彰碑がある。
「ふなばたや 履ぬぎすつる水の月」