秋葉神社の向かい側には松元院が山門を開いていた。
山門前に六地蔵など整然とした構えが気持ち良い。
曹洞宗の寺院、山号は月峰山。
本堂の裏側には福寿堂が繋がっている。
境内には水子地蔵、紹巴の歌碑などがある。
続いて手元の地図にある庚申寺を捜すがなかなか見つからなく、地元の人に聞くが知らないとのこと。
諦めかけて歩いていると道端に石仏や墓が並んでおり、よく見ると横に庚申寺跡とあった。
ここから田園地帯の間道を東に向かって歩いて行く。見渡す限りの田畑の中に、取り残されたように白山社が祀られていた。
この地区には白山社が多い。
車の往来の激しい62号線に一旦出て、信号を北に渡って全昌寺を訪ねる。
白壁を廻らした山門前に石仏が並ぶ。
曹洞宗の寺院、山号は鎮護山。草創は天文14年(1545)。
写真は本堂と境内。
写真は重厚な構えの鐘楼。
またこの井瀬木一帯は律令制下の条理制の遺構が見られ、「坪」「反」などの地名が残っているという。