友人と分れて筒井駅から電車に乗るが、時計を見るとまだ時間があるので急遽、大和西大寺で乗り換えて新大宮駅に下車する。
奈良の法華寺と海龍王寺を訪ねることにする。
法華寺近くの小路を歩いていると見光寺が門を開いていた。ダウン
真宗大谷派の寺院、山号は宝城山。
境内には鉄筋本堂が建っていた。
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法華寺はちょうど特別拝観で国宝十一面観音などの公開をしており幸運であった。
赤門で拝観料を払う。ダウン
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赤門前に横笛地蔵菩薩堂が建っていた。ダウン
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赤門から入り左手に行くとまず堂々たる袴腰鐘楼(国重文)が建っている。
鬼瓦に慶長7(1602)銘があり、上層に縁や高欄を設けていないのが特徴。左下矢印
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さらに池があり中島に護摩堂が祀られている。ダウン
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昭和17年築であり、内部には不動明王像が安置されていた。ダウン
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本堂(国重文)は寄棟造で桁行7間、梁間4間で慶長6(1601)に豊臣秀頼と淀君の寄進による。ダウン
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内陣に入り国宝十一面観音像とご対面。写真は買い求めた写真からコピー。右下矢印
他に維摩居士坐像(国宝)木造仏頭(国重文)などを拝観する。
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本堂の裏には書院造の客殿、並びに庭園(国名勝)があるが非公開で入れない。
庭園は仙洞御所より移築された回遊式庭園とのことであり残念。
写真は東書院、客殿への入り口の中門。ダウン
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境内の一番奥にある慈光殿(霊宝殿)に入り、絹本著色阿弥陀三尊及び童子像(国宝)を真近かで見ることができた。
写真は慈光殿入り口。ダウン
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