朝護孫子寺の程近くにある龍田大社を訪ねる。
龍田神社は訪ねたことがあるが大社は初めてである。
大社にもかかわらず訪ねる人もほとんどないようで、この日も我々二人のみであった。
写真は入り口の鮮やかな朱色の鳥居。ダウン
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創建は10第崇神天皇の御代と伝わる古社であり式内社である。

古来より風の神として知られる。
正面に吹きっぱなしの拝殿が建っている。ダウン
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写真は拝殿内部正面から祝詞殿ほか。ダウン
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玉垣に囲まれて正面に祝詞殿とその奥の左に天御柱大神、右に国御柱大神の社殿が建つ。
さらに本殿前、左手に摂社龍田比売命と龍田比古命の祠、右には末社天照大御神・住吉大神、枚岡大神・春日大神、高望王のお妃の祠が並ぶという、変わった配列になっている。
しっかりした玉垣で囲まれてよりまた樹木に遮られてよく見えないのが残念。ダウン
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拝殿前の左手に旧拝殿であった神楽殿、右には参集殿。
拝殿の右には回廊があり参集殿と社務所に繋がる。ダウン
しかしまったく人の気配がない。
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また拝殿の左奥に、右から白龍社、恵比須社、三室稲荷社がある。
写真は恵比寿社。ダウン
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写真は三室稲荷社。ダウン
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万葉歌碑は高橋虫麻呂の長歌(9-1751)であり、龍田路を通って平城京に戻る時に龍田路に咲く桜を愛でて詠ったもの。ダウン
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境内の左手は小公園のようになっており、下照神社の祠がある。ダウン
祖霊社であり明治時代に勧請された。
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近づくと池の中に下照神社の祠。ダウン
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大社との名前からしてもっと大きな神社かと思ったし、人の気配が全く感じられなかった。