さらに深い樹林の中の道を西に少し下ると開山堂を中心とした「奥の院」があり堂宇が並んでいる。ダウン
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一番手前は不動堂で唯一の丹塗りであり「赤堂」とも呼ばれる。と言ってもほとんど剥げてしまっている。
昭和51年の再建。ダウン
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その横に護法堂(国重文)が二つ並んで建っている。ダウン
永禄2(1559)地区で、右が乙天護法童子、左が若天護法童子を祀っている。
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その真向いに護法堂の横長の拝殿(国重文)が建っている。ダウン
七間二間の懸造りで、天文17(1589)築。
拝殿の後ろは崖が迫る。
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これらの中心に建っているのが開山堂(国重文)である。ダウン
開山性空上人を祀る。
寛文11(1671)築の宝形造。
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開山堂の右奥に和泉式部歌塚塔がある。ダウン
203cmの宝篋印塔で天福元年(1233)銘がある。
「暗きより暗き道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ山の端の月」
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また樹木の間の道を下って登って行くと金剛堂(国重文)に出た。
この辺りまで来る人は少なく静寂さが漂う。
天文13(1544)築の三間四方のお堂。ダウン
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展望台もあり、さらに根本薬師堂(県文化)が建っている。ダウン
二間四方の宝形造に一間の礼堂が付く。
元応元年(1319)の再建。
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