摩尼殿から石段を下りて、「はづき茶屋」の近くにある三十三所堂は四国三十三観音を祀る。ダウン
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「はづき茶屋」前から西に向かう坂道を登って行くと、左手に塔頭瑞光院がある。
門前の両側には土塀が続き、どこかホッとさせる佇まいである。ダウン
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瑞光院の真ん前に大黒堂。ダウン
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さらに高いところに石造大仏像。ダウン
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ようやく「三つの堂」地区に到着。
その入り口右手に姫路城主本多家の墓所(県文化)がある。ダウン
本多家は二回、姫路城主となっている。
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廟所は5棟あり、忠勝、忠政、政朝、政長、忠国の廟所であるが、姫路城主となったのは忠政・政朝(1617)と忠国(1682)の三人であり、忠勝は家康に仕え徳川四天王の一人となったいわば本多家の祖である。ダウン
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「三つの堂」地区には大講堂、食堂、常行堂がコの字型に並んで建っている。
大講堂(国重文)は桁行七間梁間六間の二重一階入母屋造り。ダウン
下層は永享12(1440)に、上層は寛正3(1462)築と言う変わった建物。
当寺の本堂に当たり、学問と修行の場でもあった。
内陣には木造釈迦如来像と両脇侍像が安置されており、平安時代造で国重文指定。
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写真は大講堂外陣アップ。ダウン
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