神戸の義母宅滞在中に姫路市の書写山円教寺を訪ねてきた。
円教寺を訪れるのは10年ぶりである。
姫路駅前から路線バスに乗って30分余で終点書写山に到着。
ロープウェイに乗って書写山中腹まで行く。
書写山は標高371mで山全体が境内となっている。
ここからは遠く姫路市内が一望できる。ダウン
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平成4年に建てられた慈悲の鐘を左に見ながら、緩やかな坂道の西国巡礼の道を登って行く。ダウン
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参道の両側には三十三観音像が立っている。ダウン
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ようやく仁王門(県文化)に到着。ダウン
三間一戸の八脚門で元和3(1617)築。
西国三十三観音霊場の27番札所でもある。
創建は康保3(966)に性空上人によって開かれ、西の比叡山として多くの信仰を集め、僧侶の修行道場として栄えてきた。境内は国指定の史跡である。
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さらに緩やかな坂道を登って行くと右手に塔頭寿量院があり、精進料理などを供している。長和3(1014)創建で客殿、庫裡、棟門は国重文。
写真は閉まっている棟門ダウン
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写真は客殿ダウン
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ぐるりと塀を廻らして本坊会館ダウン。旧金剛院で宿坊になっている。
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はづき茶屋の前から石段を登って行くと摩尼殿(国登録)が聳え建っている。左下矢印
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懸け造で昭和8年に再建された。ダウン
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旧如意輪堂であり安置されている四天王像は国重文。
天台宗の寺院、山号は書写山。
円教寺というより書写山と呼ばれ親しまれている。
写真は摩尼殿外陣。ダウン
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