寺町の寺社巡りもあと僅かになり、重い足取りながら次の寺院に向かう。
瑞光寺は曹洞宗の寺院、山号は金青山。
創建は不詳だが、500年以上経っている。
参道入り口に「ひきうけ地蔵」。ダウン

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写真は本堂。ダウン


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超願寺は真宗大谷派の寺院、山号は富沢山。
元和5(1619)に新潟に移転してきた。
写真は本堂。ダウン
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真浄寺は真宗大谷派の寺院、山号は実源山。
延暦2(1212)の創建か。
赤い屋根の本堂は天明6(1786)築と寺町では一番古い。
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寺町の一番西端にある本浄寺にようやく到着。
真宗本派の寺院、山号は光会山。
文安元年(1444)に加賀で創建し、寛永7(1630)に新潟に移転してきた。
写真は参道。ダウン
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小路を南に入って古町通にある古町神明宮を訪ねる。
天正19(1591)に記録が残るのでそれ以前の創建。
祭神は天照大御神、豊受大神。
安政5(1858)に合祀された船江大神宮は1700年の歴史を持つ延喜式内社。
祭神は猿田彦大神、大彦命。
写真は社殿と神楽殿。ダウン
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境内社として八幡宮、白鳥神社がある。ダウン
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境内に芭蕉句碑が立っていた。ダウン
「海に降る 雨や恋しき うき身宿」
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隣の境内に古町愛宕神社、口之神社、稲荷社がある。
古町愛宕神社は慶長14年の勧請で、祭神は火之迦具土神、伊邪那美尊、天熊人。
本殿は1700年代前半の築、木造狛犬は寛文3(1663)造。
口之神社は正保2(1645)の農民一揆の首謀者木内惣五郎を祀る。
稲荷社の祭神は保食神。
写真は愛宕神社の社殿。ダウン
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これで寺町の寺社巡りはどうにか終わったので、近くの喫茶店で軽い食事をする。
ようやく元の元気を取り戻してきた。
このあとどうしても万代橋を見たかったので、信濃川河畔の遊歩道を歩いて万代橋に向かう。それにしても大きな川であり遠くに新潟市街を眺めながら歩く。右下矢印
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初代の万代橋は明治19年に架けられたが、現在は三代目のコンクリート橋で花崗岩や御影石で化粧をされており国重文指定されている。
万代橋の長さは306,9mあり、六連式の実に美しい橋であった。ダウン
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万代橋の麓のバス停からバスに乗って新潟駅に。
仲間二人と合流して二泊三日の旅は終了。
かなりの急ぎ旅であり、もっとゆつくりした日程で廻ればさらに奥深い旅になったであろう。