萬持寺の塀伝いの小路を東に向かって歩いて月心院に向かう。
入り口には石柱門と六地蔵。
白河結城氏12代義親が天正14年(1586)に創建。
曹洞宗の寺院、山号は福衆山。
土蔵のような本堂。
すぐ隣には境内の妙徳寺が広がっている。
本堂は桁行6間の入母屋造白漆喰造り。
真宗大谷派の寺院、山号は法永山。
慶長年間(1596~1615)に蒲生氏郷の家臣が創建。
境内の源清桜は樹齢400年と言われる。
道に沿って戊辰戦争の東軍戦死者の供養塔がある。
市内に何カ所かこのような墓地があった。
続いて妙関寺の境内。
朱色の山門と鐘楼がひときわ目立つ。
日蓮宗の寺院、
白壁の鉄筋本堂が建っている。
境内の真ん中に樹齢400年という乙姫桜が根を張っている。
伊達政宗が桜の苗木を将軍に献上する途中、住職に所望されてそのうちの一本を植えたものと伝わる。
桜の季節に是非見てみたいものである。