一乗寺本堂正面前の坂道を登ったところに護法堂が建っている。
一間社春日造で毘沙門天を祀り国重文。ダウン
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本堂から右手に行くと行者堂があり、その右に弁天堂、妙見堂が並んで建っている。
行者堂は仁明天皇御願によって創建され、現在のお堂は寛文年間(166172)の再建。ダウン
役行者と前鬼後鬼の木像を祀っている。
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弁天堂(写真左)は一間社春日造で室町時代築であり国重文。

妙見堂(写真右)は三間社流造でやはり室町時代築、国重文。

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本堂前の深い樹木の中の山道を下って行き、さらに登って行くと開山堂が建っている。ダウン
奥の院に当たり、開山法道仙人を祀る。
宝形造で彫刻を施しており江戸時代築とされる。
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開山堂から樹木の中の石仏が並ぶ道を迂回して行くと放生池に出た。
池の島に弁財天を祀っている。ダウン
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その傍の林の中に見子大明神の細い参道が続いていた。ダウン
残念ながら太子堂は工事中で覆いがしてあった。
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さらに受付のところに戻る途中、樹木の中に石造五輪塔が望まれる。左下矢印
元享元年(1321)十月十七日の銘があり、国重文指定。
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このあと、庫裡になっている地蔵院を訪ねる。
なかなか立派な表門は江戸時代の築。ダウン
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天平5(733)創立
写真は本堂ほかの境内の様子。ダウン
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さらに塔頭歓喜院に行くが、塀をびっしりと廻らしており中には入れなかった。右下矢印
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バス停に戻るが、その後ろにも塔頭があり、隣聖院とあり水子地蔵が祀られているようである。ダウン
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ようやく来たバスに乗って姫路まで戻り、遅い食事をした後、新幹線で久しぶりの東京に戻る。
東京も19時過ぎているのにまだうだるような暑さが残っていた。