お知らせ
明日から白河市を旅してきます。
白河関跡、松平定信作庭の南湖公園ほか寺社、町並を散策してくる予定です。
28日までブログはお休みします。
 
神戸の義母宅から帰京の日に姫路まで足を伸ばして加西市にある一乗寺を訪ねた。
以前に一度訪ねたことがあるが、どういう訳か写真が残っていないので再度訪ねた次第。
バスの便が少ないため、事前に調べておいたバスに乗って姫路駅から約40で到着。
この日は炎天下にも拘わらず数組の参拝客が見えていたが、西国二十六番札所であるからであろう。
バス停の真ん前が境内の入り口であるが、山門などは無い。ダウン
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まず神社のような高い石段が続いている。ダウン
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石段の下の受付のところに笠塔婆(県文化)が立っている。ダウン
高さは2,9mあり、正和5(1316)銘がある。
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石段を登って行くと途中、左手に大きな常行堂(阿弥陀堂)があるが、この日は一部工事中で近づけなかった。
二層屋根の堂々たる建物である。ダウン
現在の建物は明治時代築で、不断念仏・止観道場として使用されている。
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続く石段を登ると左手に三重塔、右手に法輪堂が建っている。
立派かつ優美な三重塔は承安元年(1171)築で日本有数の古い建造物であり国宝に指定されている。
安定感のある塔であり、屋根が波型であるのが特徴。ダウン
法輪堂(経蔵)は宝暦12(1762)築で輪蔵がある。
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本堂から三重塔を見下ろした写真。ダウン
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石段を登り詰めたところに本堂が建つが、裏正面になっており入り口は反対側にある。
金堂、大講堂、大悲閣とも呼ばれる。
四代目に当たる現在のお堂は寛永5(1628)に姫路藩主本多忠政によって建立。
桁行九間、梁間八間の入母屋造で国重文。ダウン
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内部を拝観する。
本堂内の外陣の天井には凹凸の奇抜な彫り物がされており、あまり見たことがない。ダウン
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写真は本堂横の鐘楼。ダウン
本堂と同じ寛永5年築で袴腰の入母屋造で県文化指定。
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