さらに人や車がほとんど通らない田園風景の中の道を北に北にと歩いて近江商人屋敷藤井彦四郎邸を目指す。
しかしここだけは五箇荘金堂地区とはかなり離れた場所にあり、結構遠かった。
近江商人の家は以外と質素な家が多いが、藤井邸は堂々たる屋敷の入り口である。
藤井彦四郎(1876～1956)は藤井糸店を創業し、「小町糸」「スキー糸」などで成功した。
写真は玄関入り口前。
写真は主屋内部(県文化)。
客殿と庭園。
かなり広い庭園は琵琶湖を模した池を中心にした池泉回遊式庭園であるが、この日は剪定のため庭園内には立ち入り禁止であった。
玄関から見て左手奥に洋館(県文化)が建っている。
写真は洋館内部。
仕事柄であろうか、モダンな来客が多かったのであろう。
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写真は台所。
写真は主屋にあるトイレ。
来客用に数奇屋風な造りである。
