堂中通りに出て北に歩いて行く。
この辺りの小路はどこを見ても絵になる。
十字路に出たので左に行くと「金堂まちなみ保存交流館」が建っている。
三中井百貨店の中江4兄弟の三男・富十郎の邸宅であった。
先ほどの十字路を右に行くと勝徳寺がある。
長屋門は通りを挟んで向かい側にあったという大和郡山藩陣屋から移築されたという。
真宗大谷派の寺院、永正12年(1515)の開基。
大和郡山藩柳沢家の供養堂とされた。
写真は本堂。
写真は庫裡。
煙出しのような小さな二階が面白い。
勝徳寺の前の花筏通りの角に近江商人屋敷中江準五郎邸がある。
昭和初期、朝鮮半島や中国で百貨店を築いた中江兄弟の末弟準五郎の本宅。
最盛期には20店舗を経営したという。