弘誓寺の隣には、一転して質素な佇まいの浄栄寺が門を開いている。左下矢印
この地区は金堂と呼ばれているが何故なのかと不思議に思っていたが、その由来に関わる寺院である。
その昔、聖徳太子がこの地を訪れた際、不動坊という僧とともに大きな金堂を建てたので、これにより村の名前を金堂としたという。
不動坊はこの地に不動院を建立し、その後荒廃したが宝治元年(1247)に浄栄法師が再興したのが浄栄寺である。
イメージ 1
 
浄土宗の寺院、山号は清光山、院号は不動院。
写真は本堂。ダウン
イメージ 2
 
弘誓寺、浄栄寺のある寺町通りの風景。ダウン
イメージ 3
 
寺町通りを出たところに広場があり、安福寺のお堂がポツンと建っていた。
広い広場は行事やイベントに使われているという。ダウン
イメージ 4
 
寺と言っても本堂らしきお堂とその横に太鼓蔵が建っているのみである。左下矢印
浄土宗寺院であり、地勢的に見てかっては金堂地区の中心的寺院であったという。
イメージ 5
 
太鼓蔵は二棟並んでいる。ダウン
イメージ 6
 
その広場の片隅に「馬場の五輪塔」がある。ダウン
総高197cmと結構大型の塔であり、四方に梵字を記し正安2(1300)造。
 
イメージ 7