翌日、大津を915分頃の電車に乗って能登川駅に下車。
駅前には何の案内板もなく、ただタクシーが一台停まっていた。
とりあえずタクシーに乗って五箇荘金堂地区の入り口にある五箇荘観光センター前で下車。
ここで町の案内図を貰って、炎天下の中を歩き出す。
五箇荘は「近江商人発祥の地」、「てんびんの里」と言われ、近江商人の古い町並みが残っており国重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
 
「てんびん通り」と名付けられた小路を通り、寺前・鯉通りに出る。
左側には清流が流れる堀が続き、弘誓寺、浄栄寺が門を開き、右は土蔵などの町屋が続いている。ダウン
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いきなりメインの弘誓寺(ぐぜいじ)を訪ねる。ダウン
正応3(1290)に那須与一の孫の愚咄坊が開基である。
表門の瓦には那須与一に由来する扇の紋が入っている。
元禄5年(1692)築。
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境内に一歩入って、豪壮な建物の本堂にまず驚かされる。ダウン
宝暦14(1764)築で国重文。
五間四方の入母屋造で、背面に後堂を付けている。
真宗大谷派の寺院、山号は金剛山。
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本堂を横からアップ。ダウン
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書院、客殿はまた塀に囲まれている。ダウン
庫裡は土蔵造りとのこと。
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写真は客殿玄関。ダウン
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写真は鼓楼か。ダウン
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写真は鐘楼。ダウン
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境内横の堂中通りにも裏門が開いていた。ダウン
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