続いて漢国(かんごう)神社に着く。
ここも推古元年(593)の創建という古社であり式内論社。
朱色の鳥居を入ると参道が続いている。
参道の先にさらに、民家のような白塀を廻らした神門を構えている。
神門を入ったところに源九郎稲荷と呼ばれる宇賀御魂神社が祀られている。
拝殿の先の本殿(県文化)は三間社流造の檜皮葺で極彩色、慶長15年(1610)頃の築。
祭神は大物主命、少彦名命。
境内社の林神社は日本に饅頭を伝えた林浄因を祀り饅頭塚もある。
また神楽殿(写真左)と社務所が並んで建つ。
境内には荒神社(東照大権現)、八王子神社、水神社、白雉塚などが点在している。