続いて誕生寺が門を開いていた。
奈良時代の藤原豊成邸跡であり、娘の中将姫誕生の地とされる。
中将姫は当麻寺の曼荼羅の作者で知られ、様々な戯曲の題材となった。
右大臣藤原豊成の娘で五歳の時に実母が亡くなり、継母にいじめられるが才知美貌にたけており、その後当麻寺で尼となり伝説となっている女性。
写真は山門と右に観音堂が建っている。ダウン
観音堂には薬師如来、弘法大師、青面金剛を祀るとある。
イメージ 1
 
さらに中門を入ると稲荷社(吉高大明神)と小ぶりな本堂。ダウン
浄土宗の寺院、山号は異香山。
誕生堂、三棟殿とも呼ばれる。
イメージ 2
 
本堂横から裏庭に回ると庭園風になっており、産湯の井戸、石像、極楽堂、二十五菩薩石仏群などが点在している。
写真は中将姫産湯の井戸。
イメージ 3
 
中将姫を西方浄土にいざなったとされる、江戸期造の二十五菩薩石仏。左下矢印
イメージ 4
 
中将姫石像。ダウン
イメージ 5
 
極楽堂は藤原豊成公が持ち帰ったとされる阿弥陀如来を安置。ダウン
 
イメージ 6