十輪寺の手前には興善寺が門を開いている。
簡素な山門を入って、墓地の中の細く長い参道を進む。ダウン
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浄土宗鎮西派の寺院、山号は法輪山。
天正年間(15731591)の中興開山。
古くは元興寺の奥の院だったとも伝わる。
本堂は桁行三間、梁間五間で慶安2(1649)の再建。ダウン
本尊の阿弥陀如来胎内に法然の書状三通ほかが収められているという。
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墓地の中に観音堂が建っている。ダウン
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納骨位牌堂はもと鐘楼であった。ダウン
石仏阿弥陀三尊像を安置。
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十輪寺の並びに門を開くのは法徳寺ダウン
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融通念仏宗の寺院、山号は光明山。
慶長10(1605)に中興開山。
本堂は天理教のお堂を改築したもので六間四方。ダウン
阿弥陀如来立像(平安時代造)を安置。
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位牌堂は享保14(1729)造の二間四方の土蔵造で、元は観音堂であった。左下矢印
白漆喰と花頭窓が美しい。
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門外の並びに毘沙門堂が建っている。ダウン
毘沙門天立像と弁財天坐像を安置。
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