長浜のメイン通りの駅前通りに戻ってきた。
開知学校の変わったビルが目立つ。
明治7年に建てられた学校校舎で三階建に八角塔屋を乗せており国登録。
現在は地元の会議室や展示場に利用されている。
まだ時間があるので駅前通りを東に歩いて妙法寺に。
日蓮宗の寺院、山号は長尾山。
天文元年(1532)の中興開山。
境内に秀吉の長男羽柴秀勝の墓がある。
秀吉が長浜城主時代にもうけた側室の子であり、幼名を石松丸といった。
だが母が誰か特定できず、多くの謎に包まれた人物である。
本堂は焼けたあとに仮堂が建っているのみ。
この辺りには居酒屋などが並んでおり、その奥に神明神社があった。
祭神は天照大神、豊受大神。
創建は不明だが寛平年間(889~897)との伝もある。
本殿は一間社流造、拝殿は二間社流造。
近くにある堅ボーロの看板のある建物はレトロそのもので、見ているだけで嬉しくなってくる。
明治27年創業の老舗の和菓子屋さんである。
このあと浜京極のアーケード商店街(といっても人も見かけない)から、大手町通り、黒壁スクエアを歩いてみる。
写真は浜京極のアーケード商店街。
最後にお馴染みの黒壁スクエアの商店街を通って長浜駅に戻る。