お知らせ
12日よりまた一人旅に出かけます。
今回はまず奈良県生駒市の長弓寺を訪ねて大津に一泊。続いて和歌山市に二泊して和歌山城址や和歌浦を散策して紀三井寺に立ち寄り、さらに箕島(有田市)の浄妙寺、海南市の長保寺や黒江の町並を訪ね廻ってくる予定です。
よって15日までブログはお休みとなります。
少し喉の調子が悪いので予定どおり回れるか心配ですが。
 
日岡駅に戻り電車で加古川駅に戻る。
加古川といえば鶴林寺が有名であるが二度訪ねており、また山陽電車沿いの寺社も既に歩いているので、今回は加古川駅から西国街道を東加古川駅まで歩いてみることにした。
 
駅構内で「けんちん蕎麦」を食べた後、西国街道を歩きながら教信寺に向かうことにする。
国道2号線に沿った西国街道は細い通りで、古い民家もパラパラと見受けられる。
道路脇に「胴切れ地蔵」が祀られている。ダウン
参勤交代の行列を横切った人が侍に斬られたが、本人は無事でこの地蔵の胴が切られて身代わりになってくれたとの伝。
この地蔵さんをアップに撮れば「切られ地蔵」の様子が良くわかるのだが。
イメージ 1
 
続いて龍泉寺が立派な塀を廻らしている。
塀には五本線が入っているが、観光案内所で頂いた地図には何の記載もないのが不思議でならない。
写真は山門。ダウン
イメージ 2
 
浄土宗西山禅林寺派の寺院。
写真は本堂。ダウン
イメージ 3
 
写真は地蔵堂。ダウン
イメージ 4
 
境内に立派なお堂があり観音堂かと思っていたが、「ピッパラ子供文庫」とあり、児童書を中心に5000冊の蔵書を有しているという。ダウン

イメージ 5
 
写真は鐘楼。ダウン
イメージ 6
 
境内の片隅に五輪塔が立っている。ダウン
康永3(1344)造とある。
イメージ 7
 
さらに左手の少し高い空き地に「おりいの清水跡」の説明版と、祠が二つ立っていた。ダウン
イメージ 8
 
この西国街道にはところどころに往時の面影を残す遺跡が点在しているので歩いていて楽しい。
宝筐印塔がポツンと立っていた。ダウン
和泉式部の墓との言い伝えがあり、南北朝時代の14~15世紀の造。
基礎の格狭間内に開花蓮や一茎蓮が彫り出され、塔身部の月輪に金剛界四仏の種子が刻まれている。
イメージ 9
 
さらに左手にお堂が建っていたが詳細は全く不明。ダウン
イメージ 10
 
また道路の右手に地蔵の祠と松の木が取り残されていた。ダウン
イメージ 11