小雨が降り出したのでここから雁木通りを引き返して行く。
途中で見過ごしていた大穂寺に。
写真は参道と突当りに観音堂、その前を右に曲がると本堂。ダウン
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真言宗豊山派の寺院、山号は瑠璃山。
創建は不詳だが、慶長2年に中興。
愛宕山大権現の別当寺であったが、その面影はどこにも無い。
狭い境内に仮本殿のような本堂が建っていた。ダウン
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折角、飯山まで来たのだからと、飯山城址公園を目指して歩く。
飯山城は平山城の梯郭式で本丸・二ノ丸・三ノ丸が南北に連なっている。
戦国時代に上杉謙信が越後の防御と信濃計略の前線基地として築城した。
写真は城址公園の入り口。ダウン
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復元城門がたっているが、庄屋宅に払い下げられていたものを移築復元したもの。右下矢印
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桜井戸跡があり、鎌倉幕府の御家人泉小次郎親衡がここまで逃れてきた時に井戸を見つけて、大泉の館を建てたという伝説が残る。ダウン
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その横の三年坂跡は三ノ丸に至る急坂であった。ダウン
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登って行くと本丸跡の石垣が残っている。ダウン
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その石垣を登って行くと本丸跡に葵神社が祀られている。ダウン
明治16年に最後の城主本多家の中興の祖本多広孝を祀って創建された。
それ以前には飯山城本丸に寛永9年に勧請されて明治4年まで祀られていた本丸四社(加茂二柱神、春日四社、八幡社)があった。
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ほぼ寺社巡りは巡り終えたので、駅に戻って行くと公園の中に仁王門がポツンと建っていた。ダウン
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飯山駅に戻って構内の蕎麦屋で腹ごしらえ。
新幹線で帰途に就く。