さらに佐久間象山を祀る象山神社に至る。
鳥居前には佐久間象山の騎馬像。
写真は社殿。
境内にある高義亭は象山が蟄居中に来客と二階でしばしば時世を論じたとされる。
また望岳賦が立っている。
象山31歳の時、富士山の気高さや優美な姿を讃えて自分の理想と抱負を寄せた韻文。
池の向こう側に象山宅跡があるが、現在は広場になって石碑などか建つのみ。
佐久間象山はこの地で文化8年(1811)に生まれて29年間住んでいた。
その一角にある煙雨亭は象山が京都に住んでいた煙雨楼の茶室を移築したもの。
象山神社を出てさらに北に歩くと国登録の恩田家住宅が建っている。
その隣には馬場家長屋門が建っていた。