道に迷うなど幸先の悪いスタートとなったが、気を取り直して次の子生弁天に向かって51号線を北進する。しかし今度は何故か渋滞に巻き込まれてしまった。
仕方なく近くの蕎麦屋に入り、少し早いが昼食とする。
少し渋滞が収まってきたので子生弁天を目指してスタート。
 
子生(こなじ)弁天は正式には厳島神社・八幡神社であるが、子生弁天と呼ばれている。
駐車場からは裏参道の鳥居が立っている。ダウン
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我々は叢林をぐるりと回り表参道から入ることにする。
写真は表参道から先の下り石段に入る入り口。ダウン
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石段を降りてゆくと、樹林の間から眼下に社殿が見え隠れしている。左下矢印
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深い雑木林の中心の窪地に池が広がり、その中に朱塗りの社殿が建っていた。ダウン
弁財天が池の中に祀られているのは普通だが、ほんの小さなものが多くこんな立派な池の中の建つ社殿は極めて珍しい。
周囲はすべて樹林の中、幻想的な雰囲気が漂う。
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写真は拝殿正面。ダウン
創建は承暦2(1078)の勧請とも、文永2(1265)の勧請とも言われている。
祭神は市杵島姫命で子宝と安産の女神。
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本殿1697年築の一間社流造、1747年の改修時に龍の彫刻を付けた。
向拝柱の龍の彫り物は一本の柱を刳り貫いたもので見事な出来栄え。左下矢印
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