車は鹿児島本線を越えてさらに東にと走り、隣町の岡垣町の東端にある岡湊神社を目指す。
岡湊(おかみなと)神社は日本書紀に「崗之水門」と出て来る古社である。
写真は鳥居前。
奥に見えるのはナンジャモンジヤの木。
境内には老人介護施設の一団が見えていた。
丁度、ナンジャモンジヤの花が満開であったためであろう。
祭神は大倉主命、菟夫羅媛命、相殿として天照皇大神、神武天皇、素盞雄命。
創建は仲哀天皇199年という古社中の古社である。
写真は社殿。
写真は境内社。
鳥居の扁額には真ん中に志賀神社、左右に住吉神社、舩玉神社とある。
写真は天満宮ほかの末社群。
道路を挟んで建っている宮司邸内に日本三大蘇鉄と言われる千光院大蘇鉄がある。
寛永14年(1637)の島原の乱に出征した黒田藩士によって持ち帰られたと伝わる。
すぐ裏には遠賀川が流れており、この辺りは河口近くのためゆったりと流れており、一見すると入江のようである。