河原町丸太町交差点まで歩いて戻り、近くのうどん屋で昼食とする。
この辺りにある常宿に何度も泊まったため土地勘はある。
そのあとバスに乗って千本丸太町バス停で下車。この辺りは上京区となる。
大極殿跡から千本通と仁和寺街道、西大路通、丸太町通に囲まれた寺院を歩いてみることにする。その周辺部までは訪ねた記憶があるため。
大極殿跡は一度訪ねた記憶がある。
大内裏朝堂院の正殿であり、即位等国家的儀礼や諸政が行われた場所である。
大極殿は安元3年(1177)の大火で焼失して以来、再建されなかった。
写真は大極殿跡碑。
続いて勝厳寺(しょうがんいん)を訪ねる。
山門はコンクリート造りで情緒がない。
この付近はあの聚楽第があったところであり、また武将稲葉一鉄斉の邸が置かれていたことから町名を稲葉町という。
境内は本堂中心に植え込みが広がる。
浄土宗の寺院、1606年の創建。
写真は鎮守の地主大神社。
写真のお堂には見返り地蔵が祀られている。
この辺りは狭い小路が続いていて、これも京都の裏面を残すワンシーンであろう。
弘誓寺(ぐぜいじ)は浄土宗の寺院、山号は長門山。
門前には木村長門守重成の旧館地との石碑が立っている。
1572年の創建。
写真は本堂。
写真は鐘楼。
