三条橋を渡ってからバスに乗って荒神口で下車し、護浄院に向かう。
この辺りは今まで何度も歩いたが、護浄院を訪ねるのは初めてである。
護浄院は通称「清荒神」と呼ばれている。
写真は賑やかな山門。ダウン
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境内は思ったよりも狭いがお堂がびっしりと並んでいる。
鳥居と三宝大荒神の扁額がかか、まるで神社のような建物が本堂である。左下矢印
本尊の清三宝大荒神は1200年前に光仁天皇の皇子開成親王の作とされる。
かまどの上に祀られ火の守護神として、私の子供の頃はどこの家庭でも祀られていたのを思い出す。
天台宗の寺院、寺名は常施無畏寺、山号は無い。
宝亀2(771)の創建。
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長いお堂が建っており、弁財天、准胝観世音、不動明王、延命地蔵尊、大聖歓喜天、薬師如来が並んで祀られている。ダウン
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写真はその中の弁財天堂と福禄寿。ダウン
恵比寿は京都七福神であり、福禄寿は京の七福神とのこと。
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また光格天皇の胞衣塚もある。ダウン
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写真はびっしりと延命地蔵とお願い地蔵が並ぶ地蔵堂。ダウン
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