ようやく三条通に出て、横断歩道を渡ると東山区となる。
小路の先に鳥居と樹木が見えたので近づくと東三条大将軍神社であった。
794年に桓武天皇が平安京造営に当たって大内裏鎮護のため都の四隅に素戔鳴尊を祀り大将軍神社と称したその一つであり、東南方角を護る。
西の守護は大将軍八神社、南は藤森神社境内大将軍社、北は今宮神社大将軍社とも言われている。
祭神は素戔鳴尊、配神は藤原兼家。
ここは兼家の東三条邸があったとされ、現在は東三条社が祀られているのがその唯一の名残り。
写真は社殿。
写真は神馬と隼社。
写真は境内社の荒熊稲荷社。
写真は境内社の天満宮と白龍弁財天社。
東三条社の石碑が見える。
真ん前にひっそりと城安寺の境内。
黒谷浄土宗の寺院、山号は東輝山。
創建は不詳、1629年に現在地に
幕末に伊東甲子太郎が京に上って最初に入った寺とのこと。
さらに三条通りから小路を入ったところに大蔵寺が門を開いていた。
浄土宗西山禅林寺派の寺院、山号は慈眼山。
詳細は不明。
写真は本堂。