元若柴宿の道の突当りが目指してきた金龍寺の境内である。
入り口は数段の石段と石柱があるのみで山門はない。ダウン
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境内は随分と広く、こんなだだっ広い境内はみたことがなく、ただただびっくりする。
見渡す限り堂宇などは全く見えない。
参道のずっと先の右奥に中門、本堂が建っている。ダウン
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境内に入ってすぐ左の広い草叢は観音寺跡とあり、小さな弘法大師尊堂ダウンと不動明王堂が建っていた。
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ここから広い境内の中の参道をしばらく歩くとようやく中門に至る。左下矢印
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正面に建っている本堂は安政5(1858)再建された寄棟造で桁行八間。左下矢印
曹洞宗の寺院、山号は太田山。
創建は不詳ながら、元享元年(1321)に新田義貞が開山とも伝わる。
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本堂の左手には西国巡礼観音像と愛宕大明神が並ぶ。ダウン
また本堂裏には住職などの墓が見えた。
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写真は鐘楼と桜。ダウン
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写真は六角堂と観音像。ダウン
お墓参りに見えていた人に六角堂には何が祀られているのか聞くが知らないとのこと。
羅漢堂なのであろうか。
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写真は庫裡。ダウン
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金龍寺を出て若柴宿を少し戻ると、宿場町の名残りである鍛冶屋坂と、その先に足袋屋坂があり、その坂道を下って行くと小さな池があった。
写真は坂道を下ったところから足袋屋坂を振り返る。ダウン
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見渡す限り田畑の中の道を佐貫駅に向かって帰って行く。ダウン
この日は23000歩の行程であり、いささか疲れた。
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