来迎院を後にして、ほとんど人通りのない山裾の道を市内に向かって戻って行く。
市内に入っても閑散とした道が続く中を東に東にと歩き、ようやく左手遠くに寺院らしき屋根が眼に入ってくる。
目指してきた般若院の石柱門から次々と乗用車が入って行くのにびっくり。
何事かと門から出て来た人に尋ねると、満開の枝垂れ桜の見物客とのことである。右下矢印
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写真は参道先に建っている山門ダウン
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山門脇に金毘羅宮が祀られていた。ダウン
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正面の本堂は立派な建物。ダウン
天台宗の寺院、山号は金剛山。
天元元年(978)の創建という古刹。
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山門を入ってすぐ左手には鐘楼が建っている。ダウン
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その隣に建つのは観音堂。ダウン
子育て観音の聖観音を安置している。
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本堂裏に回ると枝垂れ桜が満開であり多くの人々が観桜に見えていた。
樹齢は推定400年であり、樹高は10m、根張は東西15m、南北22mという巨木である。
県の天然記念物に指定されている。
桜のトンネルもそれはそれで良いが、この枝垂れ桜はまるで女王のように気高く、上品な花をまとって孤高に咲き誇る姿に魅了されてしばし佇む。左下矢印
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枝垂れ桜をもう一枚。ダウン
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本堂の右手に庫裡の門が開いており、庭園が設えてあった。ダウン
手入れをされていた奥様の許可を頂いてパチリ。
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