一旦、354号線の大通りに出て、土浦第一中学校内にある藩校郁文館正門を訪ねる。
郁文館は寛政11年(1799)に七代藩主土屋英直によって二ノ丸に設置され、天保10年に現在地に新築移転したもの。
一名、文武館とも言い、文館と武館に分れていた。
現在残っているのは正門だけであるが、なかなか豪壮な門構えである。左下矢印
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354号線沿いを北東に歩いて行くと左手に神龍寺の墓地が見えてくる。
墓地に囲まれた参道の中にポツンと山門が立ち、その先に中門が建っているが右下矢印、一見してここが参道とはとても見えない。
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戦国時代に土浦城主菅谷勝貞が創建し、その後土屋氏の菩提寺となった。
曹洞宗の寺院、山号は宝珠山。
1532年に創建され、江戸期には土浦城主土屋氏の菩提寺となった。
本尊の如意輪観音はマリア観音と呼ばれている。
写真は本堂。ダウン
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境内の豊川稲荷社は文化9(1812)勧請。ダウン
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「たまき地蔵尊」は明治6年に土浦小学校が開港以来、在校中に亡くなられた生徒・職員の霊を慰めるために建立された。ダウン
また土浦全国花火大会は大正14年に当寺の住職によって始められたという。
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 本堂の写真をもう一枚。ダウン

本堂は平成10年の再建。
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