かなり時間が過ぎており、またこの時期は日が暮れるのが早いため急ぎ足で戻ってゆく。
鬼怒川に近い道を南に歩き、高砂製紙の工場群を抜けて、鬼怒川の土手の高台にある安養寺に出たので立ち寄る。
土手にある境内への参道。
質素な山門が建っていた。
境内には前原志都古墳群がある。
浄土宗の寺院、山号は無量山。
正応元年(1288)に文秀院として創建され、1397年に横曽根城主羽生氏経によって安養寺に改名された。江戸期には朱印寺。
本堂前の桜は「称名桜」と言われ樹齢300年。
写真は境内の石塔と石仏。
少しはなれた境内の隅に不動堂が建っていた。
600年前に横曽根城主によって開眼され、厄除け不動として名高い。
再び鬼怒川に架かる豊水橋を渡って戻って行く。