11月末に、思い立って水海道(すいかいどう)の弘経寺を訪ねるために出かけてきた。
下総国の三弘経寺と言われるうち、取手市と結城市にある弘経寺は既に訪ねたのでこれで三つともに廻ったことになる。
武蔵小杉駅から品川、秋葉原に出て筑波エクスプレスで守谷駅に。
関東鉄道常総線に乗って三つ目の水海道駅で下車。
12時過ぎに着いたのでファーストフードかコンビニを探すが、居酒屋とラーメン店のみであり駅員さんに聞くと、ぐるりと回って駅の反対側の294号線しかないとのこと。
訪ねたマクドナルドで腹ごしらえ。
写真は水海道駅舎。
弘経寺には片道徒歩45分とあり、途中の寺社を巡りながら行くことにするが、まず常総市役所の近くにある大楽寺を目指して歩く。
途中愛宕神社の祠があった。
消防署の敷地内にあり、火防にぴったりだと苦笑いする。
この辺りの商店街もどこか懐かしい風景。
交通量の多い354号線に、大楽寺は門を開いていた。
京都化野念仏寺別院であり、関東水子地蔵本山という立て看板が立っていた。
境内には石仏などがびっしりと立っている。
写真は境内の池。
北向き観音は天蓋のようなものが付いている。
浄土宗の寺院、山号は蓮台山、1683年創建。
写真は本堂。
芭蕉の句碑が立っていた。安政8年(1825)建立。
「世にさかる 花にも念仏 まうしけり」 芭蕉
写真は十二支護り石仏。