再度、取手駅まで戻り駅構内のファーストフード店で昼食とする。
午後は駅東口から長禅寺にと向かう。
駅前のロータリーから一本入ると、小高い岡に樹木が生い茂っており、その周囲はすべて崖となっている。この小山をぐるりと飲み屋街が取り巻いており、この珍しい異様な光景にびっくりする。ダウン
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この岡を右回りに歩いて行くと長禅寺の石段が見えてくる。
この小山全体が境内となっており、石段を登ると山門が建っている。左下矢印
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高台にある境内にはびっしりと堂宇が並び建っていた。
山門を入ったすぐ右脇に建っているのは総拝堂で御母堂尊像安置とある。左下矢印
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山門から見て正面に建っている優美な三世堂に、眼は釘付けになる。左下矢印
1234年に織部時平が平将門以来の守り本尊の十一面観音菩薩像を安置するために観音堂を建てたのが始まりで、現在の建物は宝暦13(1763)に再建された。
外観は二層に見えるが内部は三層になっており、いわゆるさざえ堂である。
一階には十一面観音と坂東三十三観音、二階には秩父34観音、三階には西国三十三観音、
合わせて100観音を祀っている。
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写真は三世堂の内部。ダウン
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三世堂の左には霊山堂、社務所、玄関、本堂が並んで建つ。
臨済宗妙心寺派の寺院、山号は大鹿山。
931年に平将門が祈願所として創建。
写真は本堂。ダウン
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本堂前、境内の真ん中に池が配されて庭園が造られていた。ダウン
石仏などが点在している。
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三世堂の右には大師堂。ダウン
新四国相馬霊場八十八番とある。
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さらに六角堂の光音霊堂は新四国相馬霊場とある。ダウン
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帰りは東側の坂道になっている参道を降りてゆくことにした。
ところが降りてから11号線に出ようとするが住宅ばかりで道がない。
歩いている人に聞いて、マンションの敷地内(通り抜け不可の看板)を通らせていただく。